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スタッフインタビュー

各部門スタッフに当事務所を選んだ理由から入社後の感想などをインタビューしました。

04  国内事務 弁理士や技術者の方に褒められると更に向上心を持って働こうと思います。 国内事務 所属 高橋 悠

入所までの簡単な
プロフィール
大学(文学部 人文学科)を卒業後、営業事務や一般事務を約5年経験した後、当事務所に。
入所の動機 経験してきたのは専門的な知識を必要としない仕事だったため、特許事務という専門的な知識を身につけて自信にしたいと思い志望。

職場は、「ありがとう」の言葉が飛び交う、和気あいあいとした雰囲気。

— 国内事務の仕事とは?

一言で説明すると、「国内で特許を取る際のサポート」です。書類の作成・チェック、技術者や特許庁とのやりとりが主な仕事ですが、一覧にすると次のようになります。

  • ① 技術者が作成した書類の方式チェック。方式チェックとは、明細書(※1)の書き方の順番や文字に間違いはないかのチェックです。
  • ② 特許庁へ提出する書類の作成。
  • ③ 特許庁へ提出/特許庁から受領したデータや書類をクライアントへ納品。郵送することもあれば、オンラインで送ることもあります。
  • ④ 技術者とのやりとり。これは期限や書類についての技術者への確認などです。
  • ⑤ システムへの入力作業。新規案件の採番や期限管理などを入力します。
  • ⑥ メールチェックおよび技術者・所内へのメールの転送。
  • ⑦ 週報の作成、およびクライアントや所内への連絡など。

こうして一覧にしてみると、けっこう多岐にわたる仕事をしているのだなと改めて感じました。

(※1)明細書:発明の属する技術分野、従来技術との比較、発明の持つ効果などを詳しく記したもの。

— どのような仕事の進め方を?

TODOリストを毎日作り、優先順位をつけて進めています。TODOリストとは、その日のうちにやるべき仕事のリストです。
そのほか、

  • ① 周囲と連携して行う業務なので、何かあった際は関係者に連絡を入れる。
  • ② 業務に変更などがあった際は、部署内のマニュアルを直ぐに更新する。
  • ③ 難しく直ぐに覚えられない業務は、教えていただいた後、自分なりにまとめる。

などを念頭に仕事を進めています。

— 職場の雰囲気は?

弁理士や技術者の方から日々「ありがとう」という言葉をかけていただける、和気あいあいとした雰囲気があります。私が修正した書類に対して、「ありがとうございました」と書かれた付箋が付いていたりします。

不明点や質問があった際は、どなたに伺っても親切に答えていただけます。こちらが忙しそうにしていると気遣って、話しかけて下さる方もいます。また、同じ苗字の方が多いため、「悠ちゃん」と名前で呼んで下さる方がいるのも嬉しいですね。

難しい案件の経験は、次回に活かすためメモに残す。

— やりがいを感じるときは?

技術者に、書類の細かな修正を感謝された時ですね。また、業務上必要になってくることに関しての質問をするため書類を持参し、所内関係者の所へ伺ったとき、「先のことを考えて行動しているね」とお褒めの言葉をいただいた時も、やりがいを感じました。このようなことが続くと、更に向上心を持って働こうと思います。

— いまも印象に残っているエピソードとは?

分割出願(※2)を更に分割出願したときのことです。 これまでこのような分割出願を経験したことがなかったので、同じような案件を参考にし、さらには上司や先輩のアドバイスを仰ぎながら、システムで期限などを管理し、ようやくのことで出願できたことが印象に残っています。

このような難しい案件を処理した経験は、必ず次に活かせると思い、詳細にメモしておいたところ、活かせる場面がありました。このときにはスムーズに業務を進められ、 技術者にお褒めの言葉をいただきました。

(※2)分割出願:2つ以上の発明を包含する特許出願の一部の発明について、新たな出願をすることをいう。(特許法第44条第1項)

— もし失敗談などありましたら。

窓口提出の書類の日付に誤りがあり、補正指令を受領したことがあります。特許庁へ提出した書類を返還するための書類を作成し再提出したので、印象に残っています。日付ひとつで手続きに不備が出てきてしまうので、慎重に処理することが大事だと改めて感じました。

Schedule ある日の一日

09:00
出社。メールのチェック。担当するクライアントから新規案件のメールが複数届いていたので、採番して技術に回す。
10:00
前日に特許庁へ提出した書類の処理。
10:30
弁理士又は技術者から預かった書類の方式チェック。
11:00
特許庁から受領した書類の処理。
11:50
近場で同僚とランチ。
12:50
社に戻りメールチェック。
13:30
発送書類の納品。
14:30
書類の方式チェックやシステムの入力。
16:00
この日は特許庁当番のため、窓口提出の書類を特許庁へ。
16:30
事務所に戻り、メールチェック。処理。
17:30
退社。

Message

この仕事は、細かいことに気が付き、向上心のある方が向いていると思います。

事務を志望されている方へ。国内事務は、様々な所員とのやりとりが発生するため、物腰の柔らかい方だと嬉しいです。

1つの業務を行っている最中に他の業務が発生することも多々あるため、正確性があり、細かいことに気が付くことができ、向上心のある方が向いていると思います。

01 技術本部(国内) 山ノ下 勝広 02 技術本部(外国) 山本 哲朗 03 意匠・商標グループ 厚木 薫 04 国内事務 高橋 悠