スタッフインタビュー
各部門スタッフに当事務所を選んだ理由から入社後の感想などをインタビューしました。
入所までの簡単なプロフィール | 大学では、経営学部に籍をおいておりました。社会人になってから、メーカーで商品の企画・開発に携わる。 |
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弁理士を目指した理由 | メーカーで商品の企画・開発に携わっていたときに、特許や商標の出願で弁理士の先生に相談したことがあり、弁理士という資格があることを知り、興味を持ちました。 |
クライアントの大事な判断要素になるので、かなり慎重に検索条件を検討して対応。
— 意匠・商標本部の仕事とは?
意匠・商標本部に在席しておりますが、私自身は主に国内外の商標の調査、出願、登録等を担当しております。
以前の勤務先は、小規模事務所だったため、日本の近隣の東アジアや東南アジア諸国の出願がほとんどでした。
幅広く外国業務ができそうなところに転職したいなと思っていたのですが、コロナ禍で入所したため、今のところはあまり外国業務に携われてないですが、最近少しずつ外国出願の問い合わせが増えて居るので、これから経験を積んでいけたらと思っております。
— どのような仕事の進め方を?
クライアント様毎に担当弁理士がきまっております。
まずは、クライアント様とのオンラインミーティング等で、商標出願したい商品・役務の詳細をお伺いして、御見積書を提出しております。
御見積金額に対してクライアント様から、承認頂いたら、願書案の作成をします。
願書案の内容についてクライアント様からご承認頂いたら、願書を提出します。
— 商標で大きなウエイトを占めるものは?
調査です。クライアント様が出願するかどうかの大事な判断要素になりますので、かなり慎重に検索条件を検討して対応しています。
三好には経験豊富なベテランの先生がいらっしゃるので、とても心強い。
— 仕事の面白さ、やりがいとは?
自分が担当した商標が街中で使用されているのをみると「あ、これ私が担当したものだ。こんな風に使用なさっているんだな」なんて思います。
あと無事に登録になったときに、「先生のおかげで無事登録になりました。」なんて御礼を言われると弁理士をやっていてよかったなと思います。
— いまも印象に残っているエピソードがあれば。
以前に、お風呂に関する商品(お湯をかき回す棒や浴槽等)を外国に出願したいというクライアント様がいたのですが、現地代理人になかなか理解をしてもらえず苦労しました。
浴槽につかるというお風呂文化はわりと日本特有なものなようで、お湯をかき回す棒の用途の説明に結構苦労しました。
— もし失敗談などありましたら。
うっかりカタカナ英語を使ってしまったことがあります。
「定期入れ」は、日本ではパスケースとかいったりもしますが、これはあまり一般的でない表現のようで外国の方から「pass case」って何?みたいなメールがきてしまったことがありました。
調べたら、「定期入れ」は「pass holder」と英訳するのが一般的なようで、「pass case」は一般的な表現とはずれているようです。
それ以降は、英文を作成したあとは、逆翻訳したり、文法チェックソフトに書けて誤字脱字チェックしたりかなり気をつけています。
— この2年間で学んだことは?
以前の勤務先の同じチームの弁理士は同期だったのですが、三好には経験豊富なベテランの先生がいらっしゃるので、とても心強いです。
私は今年で弁理士10年目で、この事務所に移って2年目ですが、まだ出願したことがない国がいろいろあるので、そういう時に相談できるのでとても助かっています。
- 08:30
- 出社。TODOリストのチェック。
- 09:00
- 願書案等の庁書類の作成。
- 12:00
- ランチ 。
- 13:00
- メールチェック及びクライアント様からの質問への回答。
- 15:00
- 弁理士会のオンライン研修。
- 17:00
- メール&TODOのチェック。
- 17:30
- 退社。
日本の法律も、外国の法律も時代に合わせて、改正されていきますので、常に国内外の法律について学んでいくことが大切だと思います。
弁理士になって10年以上が経過しましたが、まだまだ学ぶことが多いです。弊所には、経験豊富な弁理士が多数在籍しており、スキルアップができる事務所だと思います。