HOME > 知的財産最新情報 > 知的財産高等裁判所は、特許庁の審決を取り消しX線透視撮影装置は進歩性を有すると判断 知的財産高等裁判所 令和元年(行ケ)第10159号 審決取消請求事件   令和3年4月15日判決言渡

知的財産高等裁判所は、特許庁の審決を取り消しX線透視撮影装置は進歩性を有すると判断 知的財産高等裁判所 令和元年(行ケ)第10159号 審決取消請求事件   令和3年4月15日判決言渡

三好内外国特許事務所
弁理士 田中敦
編集:弁理士 廣瀬文雄

1 事案の背景

 特許庁の審決は、X線透視撮影装置に関する特許出願(特願2014-220371号)に記載の発明は2つの引用文献に記載された事項に基づいて,当業者が容易に発明をすることができたものであるとして本願を拒絶した。

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